ねぎ
「高橋君!,家賃,,,,あるかな。」(この「高橋君!」は,少年よ大志を抱け,と言ってるような呼び方。)
「すんません,まだ銀行から金おろしてないんです・・。」
「いいよ,いいよ,またあさってこっち来るから。そん時くれるかな。」
「はい。」
「ところで高橋君,ねぎ,,,,好きか?」(突然きいてくる。)
「はい,食べます。」
「そうか,,じゃあげよう。実はねぇ,名古屋の畑で私が作ってるんだよ。無農薬だからねぇ,体にいいんだ。」
「ありがとうございます!!」(まじで喜んでいる。)
10分後,ねぎの巨大な束(直径40cm)が私の元へ届けられた。そのねぎは一度も手をつけられることなく茶色に枯れた。
大家さんには悪いことをした。軽音の連中でも呼んでねぎ焼き大会でも良かったな。